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 SILENT HAIR 

駆除したと思っていても、気付かぬうちにソイツは現れる。

音も気配もなく忍び寄り、後で気付いても時すでに遅し。甚大な精神的ダメージを負わされてしまう。

まるで敏腕スパイのごときその隠密性殺傷能力から、業界ではこう呼ばれている、、、

​「Silent Hair」(静かなる毛)

鼻毛である。

スノーボードは寒さによる鼻水や激しいアクションによって非常に鼻毛が表に出てきやすいスポーツだ。加えて、鏡などの携帯も難しいため鼻毛チェックを頻繁にすることは困難である。

​そもそもスノーボードに夢中になっている時に鼻毛に気を回せる人などそうそういないだろう。

そんなスノーボーダーの特性を逆手に取り、「鼻毛」は臆面もなく堂々と身を乗り出してくる。

リフト乗車中は顔を突き合わせて話をするが、ゴーグルを着用しているため相手の視線を読んで(あれ?ひょっとして俺鼻毛出てる?)と勘ぐることすら難しい。

逆を言えば鼻毛を発見した側は遠慮なく(うわ〜、ガッツリ出てるなぁ、、、)とマジマジ観察することができるのだ。

そして鼻毛が出ている側は後でトイレなどで気付き、行き場のない恥ずかしさを覚えることになる。そうなったが最後、その後は(また鼻毛が出ているのではないか、、)という疑心暗鬼にかられスノーボードどころではなくなってしまうのである。​

(着地の衝撃で鼻毛が出たらどうしよう、、、)とキッカーに入るのをためらったり、

(グルグル回ったら鼻毛が飛び出すかもしれない、、、)とグラトリを躊躇したり、

山頂での絶景を前に仲間との記念撮影に気後れしてしまう、、、

など、男女問わず鼻毛に心を支配されてしまい、その日一日を台無しにしてしまった、なんて経験をした方も多いのではないだろうか。

たかが鼻毛1本のためにスノーボードに集中できずせっかくの休日を楽しめないのはもったいない。

鼻毛に気を回さずスノーボードに集中するためにはどうしたら良いのだろうか。

鼻毛問題を解決するにはスキー場側の努力も必要になってくるのだが、更衣室などにドライヤーなどを置いていても「鼻毛カッター」もしくは「ブラジリアンワックス」を置いているスキー場は悲しいかな、皆無である。ぜひこれらも置いていただきたい。

あとはコースに鼻毛チェック用の鏡20メートル間隔くらいで設置してもらえれば、滑りながらでも鼻毛をチェックでき、心の平穏を保つことができる。

とはいえ全てのスキー場にこれらが浸透するまでまだ時間がかかるだろう。

そのためにはやはり自らが気を付けるしか今のところ方法​はない。

事前にしっかりと鼻毛処理しておくのはもちろんだが、それでもいつの間にか出てくるのが鼻毛の恐ろしいところだ。

そこで気休め程度ではあるが、万一鼻毛が飛び出してきた時に人に気付かれにくくなる方法をお教えしよう。

それは鼻毛を事前に脱色しておくこと。

黒光りする鼻毛よりも金髪に近い鼻毛のほうが肌の色に馴染んで目に付きづらくなるのだ。

脱色と聞くと大掛かりで面倒に感じそうだが、滑りに行く直前にわざわざブリーチをかける必要などない。

もっと手軽に日常生活の中で鼻毛を脱色できる方法がある。

世界70億人みんな大好きな「コーラ」

朝はコーラで顔を洗い歯磨きの後はコーラで口をすすぐ人も多いと思うが、実はこのコーラ、髪の毛の脱色にも効果があるというのをご存知だろうか?

​この情報はネットにもたくさん出ているので見ていただきたい。

そしてコーラで鼻毛を脱色する方法はいたってシンプル。

鼻から飲むだけ!!

いつも口から飲んでいるコーラを鼻に変えるだけで自然と鼻毛は脱色され、いざ鼻毛が飛び出しても​気付かれにくくなるというワケ。

これで鼻毛に悩まされず思い切りスノーボードを楽しむことができるだろう。

ちなみにいないとは思うが、もし、「コーラが嫌い」という奇特な方は、、、

鼻の穴アロンアルファで固めてスノーボードしとけ!!

​と言う他ない。

​まあ、いないとは思うが、、、

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