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「生涯、成長期です」

​規格外スノーボーダー

Shota Sasaki

​今回は甘いマスクとスラッとしたモデルのような体型から、多くの女性達からの支持と男性達からの妬み嫉みを集める「笹木翔太」に話を聞いた。

以前、「スノーボードと身長」についてのコラムを掲載したことがあるが、高身長の笹木翔太から繰り出されるトリックは観る者を圧倒する。

​そんな規格外スノーボーダー笹木翔太の素顔に迫る!

編集部(以下、編):

​笹木さんこんにちは。今日はよろしくお願いします。

こんにちは。こちらこそよろしくお願いします!

編:

​私の印象ですが、佐々木さんといえば長い手足を活かしたダイナミックな滑りがとても印象的ですね!

ありがとうございます。

​僕自身もそこはこだわっている部分なので、そう言っていただけると嬉しいです!

編:

​今日笹木さんと初めてお会いして、まず思ったのが「背の高い方だな〜」ということだったのですが、、、

そうですか(笑)

​まあよく言われますけどね!

編:

​身長はおいくつですか?

3m06cmです

編:

​は〜!筋肉番付跳び箱世界記録と同じですね!

そうなんですよ。

​いつか池谷直樹に飛び越えてもらうのが夢です!

友人との一枚

友人も2、5メートル級だというが、頭一つ抜けている笹木。

編:

​いつぐらいからそんなに伸び始めたんですか?

生まれてからコンスタントに年間10cmずつって感じで、成長期って特になくて、言ってみればずっと成長期です。

編:

​まだ伸びてるんですか?

伸びてますよ!

生涯、成長期です。

​目標は4mですね!

編:

​まさに規格外ですね!

決まった枠に収まっていては進化はないと思っているので、どんなことに関しても規格外でありたいと思っています。

​常人と同じじゃつまらないじゃないですか。

編:

​なるほど!ということは規格外なのは身長だけではなさそうですね!

​他に、常人とは一線を画すようなことがあれば教えていただけますか?

そうですね。たくさんありすぎて何から言えばいいのか迷いますが、例えば「視力」

​常人はだいたい2、0くらい、あのオスマン・サンコンでさえ6.0と言われていますが、僕の視力は200です。

編:

​200!!

いったいどんなものが見えているんですか!?

そりゃあもう、すっごい見えますよ。

​ブラジルの人見えますから。

「お、アルシンドまた禿げたな」とか、分かっちゃいますんで。

編:

​すごいですね。

ではスノーボードに関してはどうでしょうか?やはり規格外なライディングは意識されてるんでしょうか?

当然そうですね!

むしろそこが一番規格外でありたいと思ってます!

編:

​なるほど!

次の写真を見ても笹木さんの規格外っぷりが伝わってきます!

AIR MIXにて

ああ、AIR MIXの時ですね。

編:

​特大スパインでの大きな身体を活かした非常にダイナミックかつスタイリッシュなエアーですね!

ありがとうございます。

​ただ、これは写真なので伝わりにくいんですが、実はこれスパインを飛んでるわけじゃないんですよ。

編:

​スパインを飛んでいない?? と言いますと?

​スパインの前にキッカーのセクションがあるんですが、そのキッカーを飛んだらスパインのランディングまで飛んでしまったんです。

推定飛距離200mの規格外ビッグジャンプ!!

編:

​ここまでくると規格外という言葉では括れない領域、もはや「規格Guy」ですね!!

​ありがとうございます!

​これからも世の中の規格をぶち壊していく存在でありたいと思います!

編:

​本日はありがとうございました!!

身体の大きさだけではなく、人間として、またスノーボーダーとしての彼の大きさが垣間見える非常に有意義な対談であった。

今後、笹木翔太がどこまで大きく成長していくのか楽しみである。

追記

インタビュー後トイレで笹木と鉢合わせしたのだが、彼のモノはキッチリ規格内であったこともここに記しておく。

Shota Sasaki

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