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 AI搭載スノーボードは実現可能か? 

近年、人工知能AIの進歩は目覚ましく、様々なものに応用されている。その技術は人類の生活をより便利により豊かにする反面、技術革新の早さゆえかぼんやりとした怖れを抱く人も少なくない。

しかし技術の進歩は誰にも止めることはできない。遅かれ早かれAIとの共存は人類にとって当たり前になるだろう。

当然その波はスノーボード業界にもやってくる。スノーボードにどうAIが関係してくるのか。ギアに搭載されたAIが人間をサポートし、より快適で安全なスノーライフを提供してくれるのだろうか?

ロボット

自動運転のスノーボードなどはもはや何も面白くないだろうが、もしかするとそれに近い技術が生まれる可能性もおおいにある。

仮にそうなった場合、まず気になるのが安全性である。AIの誤作動や暴走によって事故や怪我をしてしまったらたまったものではない。

そこでSPINSPINではそんな未来を見据えて、「高度な人工知能による自動運転の安全性」を徹底的に検証してみた。

検証材料として選んだ対象がこちら

機関車トーマス

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ご存知、機関車トーマスは人や荷物を運んだりする「超高性能人工知能搭載機関車」である。そのAI性能は思考や感情などほぼ人間と変わらない精度を誇っている。

そしてこの鉄道会社のオーナーはほぼ全ての乗り物にAIを搭載し自動運転を実現しているのだ。

鉄道インフラ安全性は切っても切れない関係。AI搭載スノーボードの安全性を検証するうえでこれ以上ないモデルと言えるだろう。

機関車トーマスは週1回で2話放送。SPINSPINでは直近10話5週間分を対象にして、AIによる自動運転の安全性を徹底検証した。

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まず、結論から先に言っておこう。

スノーボードのAI搭載には断固反対せざるを得ない。

​それは機関車トーマスを検証して至った結論だ。

検証結果は後述するが、機関車トーマスをくまなく検証した結果、現代の技術ではAIによるダイヤ・路線までをも包括した自動運転にはまだまだ無理がある。いや、逆にAIの性能が高度過ぎるゆえなのかもしれないが、、、

どちらにせよ「この列車だけは乗りたくない」というのが検証を通じての率直な感想だ。

ただ、パーシーはカワイイ。

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それでは、検証結果をご覧いただこう。

念を押すが、以下のことはここ5週間で起きた事象である。

機関車トーマスにおける過去5週間の危険事象

・スピード超過・・・・・・・・・10回

・急ブレーキ・・・・・・・・・・・9回

・あわや接触事故(ヒヤリハット)・8回

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スレスレであわや接触のヒヤリハット

・無意味な競争・・・・・・・・3回

・整備不良の放置・・・・・・・1回

・寝不足で運行・・・・・・・・1回

​・居眠り運転・・・・・・・・・1回

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居眠り運転をするAI機関車

​・車両同士の衝突、追突事故・・・7回

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衝突事故を起こす暴走機関車

​・脱線事故・・・2回

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2.5週に1回脱線事故

​・車両保管庫の破壊・・・1回

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ガッツリ建物に突っ込むAI機関車

​・人身事故・・・1回

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追突され首をもっていかれるオーナー

​・オーナーへの反抗的態度・・・2回

・AIの暴走・・・・・・・・・・2回

・わき見運転・・・・・・・・23回

・無駄口を叩く・・・・・・・32回

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無駄口を叩きながらわき見運転をする2車両

いかがだろうか?

繰り返すが以上の事象はここ5週間で起こったことだ。

通常ならば業務改善命令どころで済む話ではないだろう。

これを踏まえると、AI搭載スノーボードの実現はまだまだ先になりそうだ。

ただ、気付いたこともあった。

パーシーめっちゃカワイイ。私は今後も機関車トーマスを毎週録画で追い続けるだろう。

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