谷口尊人
『スノーボードで人を幸せにするのが仕事です』
TANIGUCHI TAKATO
「マサカリ」と名が付いたシグネチャートリックで世を席巻し、動画は再生回数900万回、スノーボードショップオーナーでありながらスノーボードブランドも立ち上げるなど、実績、知名度ともに抜群の谷口尊人がインタビュー初登場!数多の偉業の裏には緻密に練り上げられた彼独自の「理論」があった。
尊人さん、お忙しい中ありがとうございます。
よろしくお願いします。なんでも聞いてください。
尊人さんは年間再生回数900万回を超えるYouTubeチャンネル「ピーカンファクトリー」をはじめ、長野市に居を構えるスノーボードショップ「SlideLine」、新たに立ち上げたスノーボードブランド「For snowboard」のオーナーを務めるなど、かなり精力的に活動されていますよね。
そうですね。とにかく多くの人にスノーボードでハッピーになってもらいたいという想いが根底にあります。そのために自分ができること、やりたいことをやっている感じですね。
動画配信やビジネスなど様々な取り組みでスノーボードの楽しさを伝えると。
僕はプロスノーボーダーなのでスノーボードで人を幸せにするのが仕事です。その一環に動画配信やショップ経営、スノーボードのプロデュースなどがあるわけで、これらはスノーボードの楽しさを人に伝えるための一つの手段なんですよね。
なるほど。プロとしてあらゆる手段とツールを使って楽しさを提供していくわけですね。
はい。まあ、やりたいことはたくさんあるので僕の活動はまだまだこれからだと思いますが。
様々な手段を使って、ということでしたが、やはり谷口尊人ファンにとっては尊人さん自身のライディング姿を何より楽しみにされている方も多いと思います。
そうですか。それは何より嬉しいですね。
僕自身、やっぱり滑ることが大好きですから。
何をやってもスタイリッシュにこなす谷口はやはり生粋の「プレイヤー」なのだろう。
尊人さんの滑りは率直に「巧いな〜」と思ってしまいます。ジャンプはもちろんカービングからハーフパイプ、グラトリまで何でもこなせるなと。
ありがとうございます。
実は長いプロ生活でずっとスノーボードと向き合ってきて、ある「理論」に辿り着いたんです。その「理論」を身体で表現できれば、得意不得意の差はなくなります。
そんな「理論」があるんですか!?
はい。
それは一体、、、
、、、いや、長い時間をかけて構築された「理論」をこんなインタビューでお聞きするのも失礼ですね。
僕も普通ならこの「理論」は簡単には公表しないんですが、、、
いいですよ。お教えしましょう。
え!?いいんですか!?
はい。業界のタブーに鋭く切り込んで真実を伝え、非常にタメになる記事をいつも掲載されているSPINSPINさんには、お答えしようと決めていましたから。
、、、恐縮です。私も命をかけるつもりでお聞きいたします。
わかりました。
では、僕が長い時間を費やし、血と汗を雪に刻んだ末に辿り着いた驚愕の「理論」をお教えしましょう。
その理論とは、、、
、、、、、、、、
『谷口尊人、パット肩理論』!!!
、、、、パット肩、、、?
そう。パット肩。
よく見てください。右が僕。左の方はごくごく一般的な体型をした成人男性ですが、
僕の肩幅が倍くらいありますね。
確かに。
これはつまり、「肩パット」を入れているということですよね?
そう思いますよね?
でも、入れてないんだなこれが(笑)
だとしたら驚愕ですね、、、しかし、たまたまこの写真がそう見えただけという可能性はないのでしょうか?
なるほど。では他の写真でも検証してみましょう。
いかがでしょう?
ほら。
どうですか?
問題:この中で肩パットを装着していない人物はどれか。
正解
ただただ驚きです。
どう見ても肩パットを入れてるようにしか見えません。
そうでしょう?
これが僕が長いプロ生活を経て辿り着いた「谷口尊人、パット肩理論」なんです。
なるほど。それで、重要なのはこの「肩パット理論」が一体
「パット肩」ね!!「パット肩理論」!!
あ、失礼しました。この「パット肩理論」がどういうものなのかということなのですが。
そこですよね。
ズバリ言うと、「パット肩になればいろいろ上手になるよ」ってことです。
そうなんですね。ではどうすれば「パット肩」になれるんでしょうか?
え、、、、、??
それは知りませんよ、、、僕は生まれつきなんで。
え、、、
パット肩によってスノーボードにどんなメリットがあるかは説明できますが、パット肩になる方法までは知りません。
、、、では、肩パットを入れるというのはどうでしょうか?
ちょっとちょっと(笑)それだと「パット肩」じゃなくてただの「肩パット」じゃないですか(笑)意味ないですよ!
あ〜、、、、、、、
パット肩理論の細かい内容は長くなるのでここでは割愛しますが、気になる方はSlideLineまで聞きに来てください!お待ちしてますね!