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バックフリップでビジネス用語

今、新型コロナウィルスの感染拡大により人類の生命および経済は未曾有の危機に晒されている。その影響はウィンタースポーツ業界にも大打撃を与えているのは言うまでもないだろう。

未知のウィルスなだけにその対策法は国家規模であっても手探りにならざるをえず、日夜報じられる政府の対策や補償問題は常に賛否両論の議論が交わされている。

「その対策は賛成」「補償が不十分だ」様々な生活環境の人がいるのだから様々な意見があるのは至極当然。どんどん議論するべきだろう。そして、メディアやSNSで流される膨大な情報の中からしっかりと情報を選択解釈していくこともとても大切だ。「テレビで言ってた」なんてもはや説得力なんてないし、発信する側の思想などでいくらでも偏った情報は世に出てくるのだから。

特定の情報だけに踊らされず、情報を取捨選択し自分の頭で解釈していくために大事になってくるのはやはり「リテラシー」だ。

「リテラシー」など横文字の言葉を聞くと拒絶反応を示す人も多いだろう。確かに、聞いたこともない横文字用語を羅列するビジネス書や自己啓発本などを読むとそれだけで疲れてしまう。しかし、このようなビジネス用語を理解することで様々な情報を選び取り処理していく能力は格段に向上するのだ。

そこで今回は、小難しいビジネス用語を理解しやすいように、みなさんが興味を持っているスノーボードに関連づけてご紹介したい。スノーボードであればイメージも湧きやすく、きっと楽しくビジネス用語を覚えられるはずだ。

【リテラシー】

「言語を用いた読み書き能力」のことであったが、「識字率」の意味で用いられるようになった。最近では「情報を活用する能力」の意味で用いられている。

具体的には「コンピューターリテラシー」「ネットリテラシー」「金融リテラシー」のように、特定の物事や分野に関する膨大な情報の中から自分にとって必要な情報を収集し、 その情報を理解・評価した上で、対象となるものを使いこなし正しく利用する、あるいは自分の意思を決定する能力を表すのに用いられている

ビジネスミーティング

せっかくスノーボードの話をするので、ハウツーでバックフリップのやり方をイメージしながらビジネス用語を学んでいこう。

 バックフリップ 

バックフリップは誰しも憧れを抱くトリックだが、挑戦するには明確なイメージを持ち、確固たるスキームが大切になってくる。まずは下のお手本動画でイメージを固めよう。

【スキーム】

「枠組みを持った計画」などの意味。単なる「予定」ではなく、「仕組み」や「やり方」など、体系的に含まれる。例えば、行政の「基本構想」や「基本計画」のこと。

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完璧なバックフリップだ。これでイメージはバッチリなはず。

さて、明確なスキームを確立したらASAP挑戦したくなるのが人間の性だが、ここは一呼吸置き、そのスキームがコンセンサスを得られるのかどうか上級者に確認した方が良いだろう。

【ASAP】

"as soon as possible"の略語で、「できるだけ早く」、「なるべく急いで」という意味。「アサップ」や、アルファベットをそのまま「エーエスエーピー」と読む。

【コンセンサス】

複数の人間による合意のことである。複数の人間が関与しているという点において、単なる合意と異なる

コンセンサスを得たら、さらにブレインストーミングを重ねることにより実際に自分のコンピテンシーディシジョンしよう。

【ブレインストーミング】

他人の意見を受け入れ、発想を飛躍させ、新しいアイデアを生み出す発想法のことで、「ブレスト」などと略して使用されることが多い

【コンピテンシー】

直訳すると能力、適性の意味で、アメリカで生まれた人事評価の考え方である

【ディシジョン】

「ビジネスにおいて重要事項を慎重に決めること」などの意味

ここまできたらいよいよ実践するのみ、なのだが初トライの時には雪の状況がレディネスなのかは重要だ。カッチカチの雪でやるよりはバッファバファのパウダーでトライする方がクリティカルシンキングになりずらくシナジー効果を発揮してくれることだろう。

【レディネス】

ある行動の習得に必要な条件が用意されている状態を言う

【バッファ】

英語の"buffer" (緩衝器・緩衝物)から、コンピューター用語としては「処理速度を補うための一時的なデータ保管領域」などの意味。転じて、「余裕がある」や「予備」などの意味で用いられることもある。場面により意味が異なるので注意

【クリティカルシンキング】

批判的思考のことである

【シナジー効果】

複数の要素が組み合わさることによって各要素の単体以上の効果が得られるということであり、相乗効果とも言われている

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もちろん初めから成功するとは限らない。ヒヤリハットもあるだろう。

しかし、そんな時こそジョハリの窓などから導き出したインシデントプロセス法PDCAサイクルX理論Y理論におけるエビングハウスの忘却曲線KPIコミットしあなたのコアコンピタンスとなり、あなた自身もベストプラクティスとなれるはずだうんこちんこ

【ヒヤリハット】

「重大な事故や問題に発展する前に気づいた体験事例」などの意味。結果として大事には至らなかったが、「ヒヤリとした」「ハッとした」という言葉が語源。建築現場の労働安全や、介護医療の分野などでよく用いられる

【ジョハリの窓】

自己分析のために心理学でよく用いられる分析方法である。

自分自身の性格を自分も他人も知っている自己(解放の窓)、自分は知らないものの他人は知っている自己(盲点の窓)、 自分は知っているものの他人は知らない自己(秘密の窓)、自分も他人も知らない自己(未知の窓)という4つのカテゴリーに分けることにより、自分と向き合い、自身をより深く知ることができる。 近年では社員研修に取り入れる企業も増えている

【インシデントプロセス法】

問題解決力の向上などを目的とした事例演習の一つである。 ある出来事に対して、その背景や原因を明確にして分析し、解決策を探るプロセスのことである

【PDCAサイクル】

英語の"Plan"(計画)、"Do"(実施)、"Check"(調査)、"Act"(改善)の頭文字を取って「PDCA」。これら4段階を繰り返すことから、PDCA「サイクル」や、PDCAを「回す」などと表す。継続的に改善を行うことで、事業活動を円滑に進める手法のこと

【X理論・Y理論】

個々人の行動や人間観を考える手法として、米国の心理学者であるダグラス=マグレガーによって提唱された理論のことであり、 物事に対して2つの対立的な見解を置き、その分析において欲求段階説に頼ることを前提とするものである。

X理論として低次欲求、Y理論として高次欲求に基づくモデルの行動を置き、如何にして個々人の行動を最適化するか、ひいては集団内でのマネジメント手法の分析等に活用するものである。 企業においては、目標達成のための監督・報酬の決定等の方法として活用されている

【エビングハウスの忘却曲線】

記憶の定着について曲線で表したもので、ドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスにより提唱された理論である。 この忘却曲線から人間は新しく学んだことを復習しないと、20分ほどで4割のことを忘れてしまい、1日ほどで7割のことを忘れてしまうことが分かっている。 このことから新しく学んだことは復習しないとなかなか定着しないので、記憶に留めるには復習が大切ということが言える

【KPI】

英語の"Key Performance Indicator"の頭文字を取って「ケーピーアイ」と読み、「重要業績評価指標」と訳される。企業やプロジェクトが目標達成するためのプロセスにおいて、進捗度合いを定量的に示すもの。また、その目標を定量的に設定したものをKGI("Key Goal Indicator")、「重要目標達成指標」という。いずれも、マーケティングや営業の現場だけでなく、ビジネスの場において広く用いられている

【コミット】

「達成を約束する」、「責任を伴う約束」などの意味。他に、"commitment"には「関与」という意味もあり、どちらの意味で用いているのかは、文脈から判断する

【コアコンピタンス】

英語の"core"(芯、核心)と"competence"(能力、適性)から「企業の競合他社に対する圧倒的優位である中核事業」などの意味。類語の「コンピテンシー」は英語の"competency"(適格性など)から「好業績者の行動特性」の意味で、人事用語として使用される

【ベストプラクティス】

英語の"best"(最善の、最良の)と"practice"(実行、実践)から、結果を出すための「最もよい方法」や参考にしたい「最高の事例」、「成功事例」などの意味。ちなみに、ベストプラクティスと併せてよく使われる「ベンチマーキング」とは、改善の方向性を見つけるために、ベストプラクティスと自分たちの現状や課題を比較分析することである。(「ベンチマーク」は「指標」「基準」などの意味)

【ちんこ】

​男性器のこと。

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