スノーボーダー独特の「アレ」について
相手の身体に触れることで互いの精神的な距離が縮まる、というのが心理学などでも通説になっており、それに基づいたコミュニケーション手段が「握手」である。
相手の手を握る。ビジネスシーンなどではよく見かけられるが、ごくごく普通の生活の中で握手をする機会は意外と少ない。
しかしスノーボーダー(スケートボーダー、サーファーなども)にとって握手というのはとても身近な仕草であり、久しぶりに会った友人や初対面の人に挨拶とともに握手を交わすことは習慣として浸透していると言ってよいだろう。
ただし、その握手はただ手を握るだけ、というわけではない。
スノーボーダーの握手は
ハイタッチやグーパンチを織り交ぜたような握手が一般的だ。
そう、あの黒人のラッパーがよくやっていそうな「アレ」だ。
「ハンドシェイク」と呼ばれ、そもそもは違法薬物等を握手に紛らせて受け渡す動きがルーツと言われているが、とにかくアメリカ人の真似をしたい日本人にとってはそんなルーツなど関係なく、横ノリってこれっしょ、カッコイイっしょ、ヒィエァ、と言った感じで浸透したのである。
まあ、クソしょうもない大麻の安っぽい事件を繰り返すこの業界には皮肉にもおあつらえ向きの挨拶なのかもしれないが。
※事実、ノリノリでハンドシェイクを仕掛けてくる人の9割9分がマリファナを栽培している。(SPINSPIN調べ)
さて、そのハンドシェイクもやり方は人によって千差万別、無限のパターンがある。
なのでハンドシェイクをいきなり仕掛けられると戸惑ってしまうという声は多い。
しかし、ハンドシェイクをサラリとこなして「イケてる」スノーボーダーだとアピールしたいのも正直なところ。
そこで今回は
「サラリと出来たらかっこいい、アメリカに媚びない日本がルーツのハンドシェイク」をご紹介しよう。
日本にルーツを持つということは、日本人にとって親しみやすく、アメリカの真似事ではないオリジナリティのあるものでなければならない。
そんな大和魂溢れるハンドシェイクを順を追ってご紹介する。
まず、相手とのファーストコンタクトはこう。
ガッチリと相手の手を握りこむように握手。
からの、、、
こう。
指を中に折り込むように握り変える。
そして、
ここで一旦絡めた指をほどき、片方が優しく相手を包み込むように手を添える。
さあ、ここから少し手のスピードを上げて、、、
互いに三角形を作るように指先を合わせる。相手の指とずれないように気をつけよう。
そして、
中指、薬指、小指を絡ませる。
さあ、ここからはさらにスピードアップ!!
相手と呼吸を合わせて一気に、、、
こうして、
こうして、
こうやって、
こう!!!
からの〜
こう!!!!
こうっ!!!!
こうっっ!!!!!!
こう〜〜〜〜っ!!!!!
で、
はい、出来上がり。
これであなたも立派な忍者になれるはず。ぜひ実践してみよう!