宮崎駿氏とスノーボードの関係
〜となりのトトロ編〜
日本が世界に誇るアニメ映画監督、宮崎駿氏。彼の作品を誰もが一度ならず見たことがあるはず。そんな宮崎氏がイケイケのスノーボーダーであることは過去記事でもお伝えしてきた。
過去記事でも検証してきた通り、スノーボードを愛する宮崎氏は 作品中にスノーボードに関連するセリフをいくつも散りばめている。ジブリファンのみならずスノーボーダーには心くすぐられる仕掛けだ。
今コラムはそんな作品中のスノーボーダー向けのセリフをご紹介、「宮崎駿氏とスノーボードの関係・第3弾」をお送りする。
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今回ピックアップする作品はこちら。
「となりのトトロ」
まさに不朽の名作。古き良き日本の田園風景を舞台に二人の少女が不思議な生き物と出会うファンタジーだ。
女性や子供たちからの支持は絶大、日本人で知らないものはいない作品だろう。
今記事のため改めて鑑賞したが、なぜだろう?泣きそうになってしまった。
子供たちにとってはワクワクドキドキ夢溢れるこの作品も、大人になって改めて観るとまた違った感情を揺さぶられる。
失ってしまった純粋な心、懐かしい風景、思い出、親、子供、、、、様々な経験を経てきた大人にこそ心訴える作品なのかもしれない。
それこそ、繰り返し頭部に衝撃とダメージを蓄積させてパッパラパーに仕上がった社会不適合者の代名詞と言えるスノーボーダーは社会復帰プログラムの一環として絶対に観たほうがいいだろう。
さて、そんな国民的アニメ映画「となりのトトロ」に登場する数々のスノーボードに関連したセリフをご紹介していこう。
『これ、どこへ運びます?』
物語序盤で運転手が口にするセリフだが、スノーボーダーならゲレンデで耳にしたことがあるだろう。転倒してグッタリした仲間を前にパトロールの人が言う言葉である。
私情を持ち込まないために人を「これ」と呼ぶ。レスキューのプロならではの言い回しだ。
『マックロクロスケ出ておいでーっ』
【マック・ロクロスキー】ノルウェー出身のプロスノーボーダー。
長野冬季オリンピックで優勝候補と目されていたが、競技開始直前に「こたつの電源切ってきたかな、、、」と不安になり母国へ緊急帰国した。その時のスタート係員が叫んだとされる言葉だ。
他にも
『マックロクロスケさん、いませんか?』
『マックロクロスケ逃げちゃった』
などのセリフがある。
『ちょっとそこまで』
妹のメイがお父さんとのやりとりで口にするセリフ。
滑っている最中に猛烈な便意に襲われたスノーボーダーが、覚悟を決めた顔で林の中へ入っていく時に言う。
『ドゥオ、ドゥオ、ヴロロロ、、、、』
メイとトトロが出会った場面でトトロがこう言う(鳴く)のだが、どう考えても前日飲みすぎたスノーボーダーが吐瀉物を吐き出す時の雄叫びである。
『おかしいな。どこさ行っちゃったもんだか。』
『メイのバカ。すぐ迷子になるくせに。』
いるよね。すぐハグれる人。
『ナンマンダブ、ナンマンダブ、、、』
大きなキッカーに挑戦する時の神頼み。
『あ、木がよけてる!』
ツリーランの時にこれを言うスノーボーダーは確実にマリファナ中毒である。
『あはっ、病院へ行ってくれるの?ありがとう!』
頭を強打してもなおこのテンションのスノーボーダーがいたら要注意。即、救急車を呼んであげよう。
このような豆知識を学んだうえでもう一度見返してみると、また新たな発見があるだろう。