コレが爆売れするスノーボード
スノーボードに関してそれなりの知識がないと、スノーボードのギアは一見どれを見ても同じ物に見えることだろう。
しかし、ほんの少しのスペックの違いが滑走 中には大きな違いとなって現れる。ゆえに各メーカーは次年度のギアを雪上で実際に試してもらう試乗会なるものを各地で行っているわけだ。
この試乗会で実際に試乗したユーザーは次に購入する時のギア選びに確かな基準を設けやすくなる。しかし、世の中のスノーボーダーで試乗会に参加したことのある人は全体のごく僅かだろう。
大多数のユーザーはギアを選ぶ際はカタログ、インターネット上のレビューやショップ店員のアドバイス等でギアのイメージを構築していくしかない。
これは別に仕方のないことで悪いことではない。
というか、むしろ販売する側はギアをより良くより高品質なイメージにディレクションする余白があるということでもあるのだ。
そう、変な言い方をしてしまえば「大した事ない製品でもイメージ次第で買ってくれる人を増やすことが出来る」ということだ。
前置きが長くなってしまったが、実は今コラムはスノーボード業界に限らず、あらゆるメーカーや代理店、販売員に至るまで、売る側の人にこそ見ていただきたい記事となっている。
いかにスノーボードギアにより良いイメージを付加してユーザーにリコメンドするのか。各メーカーのマーケティング担当者は日夜知恵を絞っていることと思う。
が、今宵、あらゆる事象を多角的視点で捉え、ひねくれた発想がゆえに数々の問題を浮き彫りにしてきたこのSPINSPINがその着眼点で、ありそうで無かった、かつシンプルなマーケティングを公開して差し上げよう。
ハッキリ言って「これを実践して売れないワケがない」と言い切れるし、他業界でも実績が出ている手法だ。スノーボード関係者、いや、あらゆる職種の方々にぜひ取り入れていただきたいと思う。
その手法とは非常にシンプル。肝になるのは漢字一文字だ。
その漢字はこちら↓
生
勘の良いマーケターならピンときて、今ごろ上司に電話をかけていることだろう。
え?まだわからないって?
、、、それも仕方ない。貴重な休日にわざわざチェーン店のハンバーガーのために公道まで行列渋滞ができているドラブスルーに並んでしまうあなたには難しい発想だろう。
最後のヒントだ。
これで「生」の使い方にピンとこないあなたはもはや泉ピン子よろしく鬼ばかりの世間を渡っていくことになるだろう。
ではこちらの画像をご覧いただこう。
さすがにお分かりのはず。
生チョコ
生ビール
生キャラメル
全て「生」がついている。
「生」がつく食材は他にも生食パン、生チーズ、生ハム、生クッキー、生はちみつ、生ワイン、生ドライフルーツなど、一体何が生なのかもうわからない。
が、重要なのは、なんでも「生」をつければ一段階も二段階も良く見えるということだ。
『スノーボードギアにより良いイメージを付加してブランディングする』
ハッとしたことだろう。
そう。つまりこれからは「スノーボード」とは言わない、、、
「生スノーボード」と言いなさい!!
【国内工場で丁寧に作られた生スノーボード】
OLを中心に爆売れだ。
その他、
生ブーツ、生ビンディング、生ゴーグルに生ウェア、生キッカーや生パイプ、生パウダーで生スプレーを上げた後は生カレーを食べた生マナカナと生カービング中に生逆エッジ、、、などなど
メーカーや販売店の方々はぜひ参考にしていただきたい。
さあ、高級感に満ちた生スノーボードの始まりだ。